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ブログ
2016-03-17 | お知らせ

オランダの環境NPO「オーシャン・クリーンアップ」との会合

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3月16日(海洋学会のセッション後)に高田はオランダ王国大使館へ招かれ、来日中のオランダの環境NPO「オーシャン・クリーンアップ」の方々と海洋プラスチック汚染とその対策について情報交換の機会をいただきました。冒頭、「International Pellet Watchの汚染マップは市民への海洋プラスチック汚染の啓発活動の際にいつも使わせてもらっているよ」と、ありがたい言葉をかけていただきました。「こちらこそ、使っていただきありがとう。これからも使ってください」とお礼を述べました。プラスチックとそれに付随する有害化学物質の問題についてはお互いに共通の認識を持っているだけに、話は対策の部分に進み、僕自身の専門からは遠くなりましたが、いろいろと議論しました。パッケージングを専門でお仕事されてきた方ということで、コストやエネルギーの面でのプラスチック包装の利点があることもTweehuysen教授は強調されておりました。しかし、エネルギー面は何をエネルギー源とするかで評価は将来的には変わること、使い捨てのプラスチックはもともとは石油であるのでパリ協定(実質的な二酸化炭素の発生をゼロにする)に違反する存在であることなどもお話しし、その点納得してもらえたと思います。代替パッケージだと輸送コストもかかることもTweehuysen教授は強調されておりました。これも、物流の仕方に依存する問題(地産地消 vs グローバル化)だということもお話しました。TPP、どうなんでしょうね? とにかく、No single-use plasticが伝わっていればと思います。大変有意義な意見交換の機会をいただきました。「オーシャン・クリーンアップ」の方々は日本の現場を訪れるということで、荒川や酒田の現場を視察されました。その模様はオランダ王国大使館フェースブック(https://www.facebook.com/NLinJapan)でご覧いただけます。大使館の方々のご尽力に感謝いたします。(Shige)

2016-03-16 | お知らせ

海洋学会で海洋プラスチック汚染のセッション開催

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2016年3月15日、東大本号キャンパスでの海洋学会で「海洋プラスチック汚染」のセッションが開かれました。はじめに、磯辺先生(九州大学)より海洋漂流プラスチックの1mm以下のマイクロプラスチックは予測よりも少ないこと:missing sinkが強調された。その後の高田の堆積物に焦点を当てた報告では、堆積物中にマイクロプラスチックが大量に堆積していることを報告した。海面から海底へマイクロプラスチックが急速に運ばれていると考えられた。これがmissing sinkであろう。高田の講演では、アジア・アフリカの水域堆積物中で、マイクロプラスチックが増加傾向にあることが報告された。岡崎君の講演では、海洋を漂流するマイクロプラスチック中のPOPsの濃度とその海域間での変動が報告された。首都圏から100km程度離れた海域にPOPsを吸着したマイクロプラスチックが急速に運ばれることを示した。田中君は、東京湾で釣ったカタクチイワシからマイクロプラスチックを検出し、その材質や形状を細かく記述した結果を報告した。マイクロビーズも検出された。規制が必要である。

マイクロプラスチックの解説ファイル

ホームページからダウンロードしてご利用いただけるように、IPWホームページ用マイクロプラスチック解説_Ver3のPDFをアップしました。
下記の画像をクリックするとダウンロードできます。ご利用ください。

IPWmicroplasticVer3

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